三宮神社は 国際港都神戸市の最も中心をなす繁華街に 港を前にひかえて鎮座ましまし 祭神として天照大御神の御子である女神を祀り 航海交通の安全と商工業の繁栄を守り給う神として 又 知恵授けの神として古来より一般の崇敬厚い神社である。創祀の年代は古くして極め難く古記録も欠けているが 神社には享保17年(1732年)の銘ある手水鉢や 寛延元年(1748年)の銘ある石灯籠が存在している。